Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/metheny68k/bihajo.com/public_html/wp-includes/post-template.php on line 284

自己紹介にかえて~痛い目をして学んだ髪についての気づき~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

薄毛症状がでる前に、髪にトラブルを抱える前に

プロフィール
こんにちは! このサイトの管理人のbihajoです。

わたしは、これまで髪についてのトラブルをいろいろと抱えてきました。
でも、若いときは未来の自分が髪で悩むなんて一切想像したことはありませんでした。

髪の量も人より多かったし、むしろありすぎて邪魔なくらいでした。一本一本も太くてコシがありすぎ、カットしてもすぐにまとまりのない髪型になってしまうのが不満でした。

ヘアスタイルがうまくいかないと全体のバランスも悪くなるので、いろんな髪型を試しました。ボリューム調整のために頻繁に髪を切りに行き、ついでにカラーリングもやってもらって。外でやってもらうだけでなく、色は自分でも頻繁に変えたりして、いまから思うとずいぶん無茶しました。

要するに、健康だった髪や頭皮にあぐらをかいていたんです。もちろんケアはしていました。間違ったやり方でしたけれど。ただ、カラーリングだけでなく、食事も飲酒も睡眠サイクルも、要するにすべてが後回しでいい加減だったと思います。

そうやっておろそかにしていたおかげで、髪(と頭皮)の逆襲(?)がはじまりました。

あるとき鏡を見ていて、あれ?髪が少なくなったかなと気がついたんです。
いつもだったら髪がまとまらなくなって鬱陶しくて切りに行ってたのが、そろそろカラーリングした方がいいよねというのが先になりました。生えてきた髪の色と、前回サロンに行った日付を確認して、こんなに空いたんだから予約しなくちゃと。そのときはまだそれほど危機意識はありませんでした。

でも、入浴時にちょっと抜け毛が多いなぁと思ってたら、あれよあれよという間に髪が少なくなりました。
抜け毛だけではなく、円形脱毛にも悩まされることになりました。

当時、仕事でちょっと大きなプロジェクトを任されていて、たぶんそれがきっかけでできたんじゃないかなと思うのですが。
ある日、「10円ハゲができてるよ」って、年配の上司に言われたんです。

頭頂部の薄毛を気にしはじめていたのも重なって、ものすごくショックでした。いきなり「10円ハゲ」って、そんなストレートな言い方どうよ?って感じなんですが、ある程度冷静になって思ったんです。1円でも5円でもない、10円なんだって。同時に上司にも怒りが湧いてきて、なんで10円なんだ!せめて1円って嘘でも言えやこらぁ(怒)!って、口にはしませんけど、うらめしく思ったりして。完全に八つ当たりですね。あとで思うと、わたしが気づいてなさそうだから(後頭部の自分では見えにくい場所だったんです)さり気なく教えてくれたんだと思うんです。

それ以来、髪のことが自分の気持ちの蓋になりました。超ヘビーな、マンホールみたいな蓋でした。

責任の重い仕事で苦しんで、円形脱毛症に悩んで、抜け毛も気が滅入るし、まわりの視線も気になるしで、仕事にも行きたくなくなって。いつも人からは楽天的とか能天気が人間の着ぐるみをかぶって歩いてるとか言われてたんですが、悲しさと絶望的な気持ちで押しつぶされそうになりました。

円形脱毛は最終的に3つできました。1回治って、しばらくしてまた5円と10円の組み合わせでなって。それも半年くらいたって治ったんですが、抜け毛は減らなくて。髪全体が極端なくらい、たぶん誰から見ても明らかに薄いだろうというくらいになって。もうこのまま髪がなくなってしまうんじゃないかと想像して、生きているのが嫌になるくらいの毎日でした。それまで恵まれていたのもあって、自分は髪の量にはまったく執着していないと思ってきたんですが、こんなにも大事なものだったんだってよくわかりました。髪の問題は、単に髪だけでなく心全体に大きく影響を与えるものでした。

もっと重い病気になった方からすると、贅沢な悩みだろうと思います。

でも、自分の症状はいくつかの気づきを与えてくれました。いちばん思ったのは、こうなる前に何かできなかったのかということでした。すごく後悔したんです。もうちょっと気をつけていれば、毎日5分だけお手入れをしていれば、こうはならなかったかもしれない。

いろんなことを試しました。髪にいいと言われることは片っ端から。
その後じょじょに、髪の量はゆっくりとですが回復していきました。でも、その過程で別のトラブルも体験しました。分娩後脱毛にもなったし、また円形脱毛君もやってきました。脂漏性皮膚炎にも。
薄毛はかなり回復したんですが、あのとき感じた後悔がずっと心に残っています。

話は少し飛びますが、パナソニックを作った松下幸之助さんは幼少時に病弱だったそうです。身体が丈夫ではなかったから、無理をしすぎないようにずっと気をつけてきたと。でも、もともと健康な人は気をつけないから、ある日突然倒れたりとか、一気にガタがきて病気になったりするのだろうと言っていたそうです。

同じように、わたしも、若いときに髪に恵まれていたからこそ、その健康を軽視してしまったんだと思います。

髪に自信のある方はあまり見ておられないかもしれませんが、わたしを他山の石として、頭髪環境を大事にしていただきたいと思います。頭皮環境だけでなく、ご自身の身体をどうかいたわってあげてください。

みなさまが健やかな気持ちで毎日を送られ、輝かしい美髪女子であられますよう、心から願っています。

サイト管理人 bihajo

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。