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アラフォー女子で抜け毛が増えたら?いいシャンプーの選び方

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抜け毛が増えてきたときに気になるシャンプーですが、どういう基準で選択していますか?
アラフォーになると、女性ホルモン分泌の変化で毛髪量やハリツヤに大きな変化があらわれはじめます。

そのときにシャンプー選びで難しいのは、女性特有に皮脂の分泌が多くなる期間があったり、季節によって髪や頭皮へのダメージも違ってきたりで、変化の揺れが激しくなるから。

女性ホルモンが担っていた守備の力が少なくなって、より細やかなケアが必要になってきます。
そんなときでも、頭皮の状態や季節によってシャンプーを使い分けできれば、抜け毛やダメージも減らせるはずです。

シャンプーをこれまでなんとなく選んできたというあなた、その基準を今一度再確認してみませんか?

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シャンプー選びの前に、まず抜け毛・薄毛の原因を探る

3つのカテゴリーから原因を理解する

薄毛や抜け毛は、さまざまな要因から起こります。主に、

  • 頭皮環境
  • 栄養・血流
  • 女性ホルモン(バランス)

が原因の大枠としてあげられます。

頭皮環境

生活習慣による活性酸素たんぱく質の糖化は、毛包細胞ベースで髪の生育にダメージを与えます。さらに皮脂が紫外線の作用によって過酸化脂質となると、頭皮にダメージを与える原因になります。

栄養・血流

髪をはぐくむための栄養が大切なのはいうまでもありませんが、たとえば強いストレスにさらされると血流がとどこおって、頭皮に十分な栄養が届かなくなります。

女性ホルモン

女性ホルモンには、上記のダメージから髪を守る抗酸化作用血管拡張作用があります。髪を作る細胞を酸化から守り、血管から栄養が十分に運ばれることで、豊かな髪を作るはたらきがサポートされます。

でも、30代から女性ホルモンの分泌が減りはじめると、髪の発育に影響があらわれるようになります。また、現代の働く女性には避けられないストレスが、女性ホルモンの分泌を乱したり血管を収縮させ、ダメージに弱い頭皮環境をもたらします。

ですので、30代後半からは、シャンプーによって頭皮環境を整える・頭皮環境を乱さないことが薄毛を防ぐためのひとつのポイントになるんですね。

シャンプーに期待できるはたらき

では、頭皮環境を整える・乱さないためのシャンプーとはどういうものでしょう?
シャンプーの基本的な役割は4つです。

  1. 髪や頭皮の洗浄(汚れと余分な皮脂を取る)
  2. 乾燥させすぎず、適度なうるおいキープ
  3. マッサージ効果で血流促進
  4. 清涼感(すっきり・さっぱり)と匂いで副交感神経を刺激

髪や頭皮の洗浄

皮脂には頭皮や髪を外的刺激から守る働きがあります。
でも、皮脂を紫外線が過酸化脂質へと変化させ、他の脂質の酸化反応もつぎつぎと促進するんです。それが頭皮の老化をはやめたり、炎症の原因となります。

乾燥させすぎず、適度なうるおいキープ

難しいのは、皮脂や汚れは落とせばいいというものではないこと。

皮脂を取りすぎると頭皮を乾燥させ、フケやかゆみの原因になります。その乾燥をカバーしようと皮脂が過剰分泌され、頭皮のかゆみや炎症を招きやすくなります。

マッサージ効果で血流促進&副交感神経への刺激

また、シャンプーは頭皮へのマッサージ作用で血流を促進しますし、匂いは副交感神経を刺激します。
結果的に、良質の睡眠や女性ホルモンへのプラスの作用がもたらされます。

ですので、頭皮環境を整える・乱さないために、適切なシャンプーがとっても大切です。

女性が皮脂を落とすために頭にいれておきたいこと

男性よりも女性のほうが皮脂の分泌は少ないのが一般的ですが、頭皮の皮脂はTゾーンの二倍あり、もっとも皮脂分泌の多い部分です。
また、冬よりも夏の方が皮脂分泌が多くなります。

さらに、女性ホルモンの関係で、排卵後(生理前)の方が皮脂の分泌は多くなります。
紫外線のあたりやすい分け目や頭頂部はとくに皮脂が変質しやすいため、春から夏はサンプロテクターや、シャンプーとその後のケアが重要です。

季節やカラダ(頭皮)の状況に合わせてシャンプーやケア剤を選びたいですね!

シャンプーのカテゴリー

洗浄成分で分けたもの

現在市販されているシャンプーの多くが、主要な洗浄成分でカテゴリ分けされているのはご存知の方が多いでしょう。
カテゴリの分け方はいろいろあり、成分の配合もいろいろですが、まずは「石鹸系」「アミノ酸系」「高級アルコール系」の3つで把握するのがわかりやすいです。今一度その意味を確認してみましょう。

・ アミノ酸系シャンプー

現在人気のあるアミノ酸系シャンプーは、低刺激である反面、洗浄力が弱かったり、洗い上がりの感じが少しキシキシしているものが多いのが特徴です。丁寧に洗う必要があります。

「ラウロイル●●」「ココアンホ●●」「●●ベタイン」「ココイル●●」といった成分を含んでいます。
・ 高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系シャンプーは、石油系の界面活性剤を使った洗浄力が高いものが多いですね。その分刺激が強く、皮脂を取りすぎてしまうものもあります。地肌の乾燥に注意が必要ですが、他の成分を配合して乾燥に配慮されたものも多くなっています。

「高級」の単語は科学的な性質を意味するもので、高級ブランドや高級ワインの「高級」ではありません。
・ 石鹸系シャンプー

脂肪酸ナトリウムなどが主成分で、高級アルコール系シャンプーより洗浄力が低いものが一般的です。刺激は高級アルコール系より弱いものが多いですが、もともとアルカリ性なので、洗髪後に髪にゴワゴワ感が残る場合があります。水道水中のマグネシウムやカルシウムと結合して石鹸カスができやすく、残留すると菌の繁殖やかゆみのもとになり、すすぎに注意が必要です。

界面活性剤はほとんどすべてのシャンプー製品に含まれます。界面活性は汚れを落とすために必要な作用だからです。ときどき誤解がありますが、石鹸にも界面活性剤は入っています。ただ、「石油系」の界面活性剤を入れていないことを差別化としている商品はあります。
・ 育毛系のシャンプー

上記以外に育毛を謳ったシャンプーもありますが、管理人は、シャンプーに(栄養分という意味での)育毛成分を入れる必要はないと思っています。
なぜなら、汚れを落とす作用と育毛成分を頭皮内に届ける作用は同時に成し得ないからです。

一般的に、育毛効果は下の式で成り立ちます。

育毛成分の濃度 × 育毛効果 × 角層や真皮に届く量

つまり、シャンプーはすぐに洗い流すことが前提ですので、育毛成分からの効果を期待してもなかなか難しいのが現状ではないでしょうか。
ただ、洗浄力がマイルドなので脱毛を防ぐという考え方や、頭皮を健やかにリセットするという意味での育毛効果は期待できると考えています。

・ ノンシリコン系その他のジャンル
シリコン系シャンプーの害は都市伝説!?

ノンシリコンシャンプーは現在の流行ですね。
一時、シリコンは毛穴に詰まりやすく抜け毛の原因になるという説がありましたが、現在は否定されています。シリコンで髪をコーティングするとカラーリングやパーマがかけにくくなる一方で、シリコンは静電気の発生を防ぎ指通りがなめらかになるという利点もあります。

その他、メーカーごとにいろんなジャンルを打ち出しています。オーガニックシャンプーや無添加シャンプー、天然成分シャンプーなどなど。「オーガニック」「無添加」「天然成分」といった言葉の定義はメーカーでマチマチなので、成分表記から刺激の強さや洗浄力を推量する必要があります。

どんなシャンプーがいいシャンプーなの?

わたしたち女子の会話で、「あれがいいシャンプーだった・・・」という言葉をよく聞きますよね。でも、それが誰にでもあてはまるとは限りません。人それぞれで体質も違うし、しかも同じ人でも体調もそのときどきで違います。

体調や季節によってシャンプーも使い分ける発想を

よく疑問に思うのですが、どうしてシャンプーだけがずっと一年を通して同じものを使うという常識(!?)があるのでしょう? わたしたちは季節ごとに衣替えするし、旬の食べ物だって違うし、紫外線の量や新陳代謝の状態も違いますよね。

だから、たとえば春・夏用シャンプー、秋・冬用シャンプーといったジャンルも生まれてよさそうですが・・・。
せめてメーカーには、使い方をよくレクチャーするよう期待したいところです。

でも、イメージ広告があふれる現状、消費者としてのわたしたちの対応としては、サラサラとかふわふわといったイメージワードに惑わされずに、中身を打ち出したものを選んだ方が賢明だと思います。そして使用感を把握して、そのときどきの体調・季節・頭皮の状態によって使い分けるのがオススメです。

だから結論としては、自分の体調に合ったシャンプー=いいシャンプーということになります。それは使ってみなければなかなかわからないのが現実。トライ&エラーでMyシャンプーを探していきましょう! 

 

女性の薄毛・抜け毛対策用 おすすめシャンプー

わたしのオススメのシャンプーをいくつか挙げておきます。自分に合ったシャンプーを探しているという方は、よかったら一度試してみてくださいね。

髪美力

佐藤製薬のシャンプー「髪美力」は、育毛しやすい頭皮環境を整えるために、コンディショナーや育毛剤とセットでも購入できます。こちらの記事(薄毛に発毛促進効果あり! – 佐藤製薬、有効な2種類の成分を発見)をぜひ参考にしてほしいのですが、「ワカメ胞子葉由来のメカブエキスアマゾンハーブであるペルーバルサム抽出オイルに発毛促進の効果がある」との研究成果を薬用育毛剤に活かしていますので、セットで使われることをぜひオススメします。医薬部外品で、現在は通販でしか手に入りません

髪美力

髪美力の公式サイトをチェックする

マイナチュレシャンプー

マイナチュレシャンプーは、「育毛に最適な頭皮環境を保てる」ように開発された商品です。無添加・ノンシリコンで、育毛剤と相性のよいシャンプーといえます。頭皮にとって余分なものは一切入れない無添加処方で、ノンシリコン、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、紫外線吸収剤フリー、合成ポリマーフリー、タール系色素フリー、酸化防止剤フリーを謳っており、14日間の返金保証付きです。

マイナチュレシャンプー

マイナチュレシャンプーの公式サイトをチェックする

Herb Garden(ハーブガーデン)

Herb Garden(ハーブガーデン)は、天然成分100%で作られたオーガニックシャンプーです。人と地球に優しく、流れた泡はすべて自然に還るという謳い文句で、使用感や効果性にもこだわった究極のシャンプーとのこと。7種類のハーブと、今注目の成分「フルボ酸」をはじめ≪洗浄・保湿・スカルプケア・補修≫に特化した天然成分を高配合し、泡立ちや泡持ちがよく、使用感も抜群。また、香りもすばらしいです。15日間の返金保証付きです。



ハーブガーデンの公式サイトをチェックする

シンプリッチ

全身に使えるというシャンプーです。こちらもノンシリコン、無着色、無鉱物油、合成香料無配合、石油系界面活性剤無配合を謳っています。全身に使えるというのは髪だけでなく頭皮にも配慮した成分や保湿成分を配合しているからです。シンプルなものが好きな方はこちらをお試しください。30日間の全額返金保証制度がありますので安心です。ちなみに、私はフィットネスクラブに持っていっています。荷物にならないし使用感がいいのでオススメです。

シンプリッチ

シンプリッチの公式サイトをチェックする

まとめ

bihajo-memo
季節ごとに衣替えをするように、頭皮環境や体調に合わせてシャンプーを選ぶことは髪にとって有効です。

とくに女性ホルモンという守備力が弱くなるアラフォー以降は、抜け毛や薄毛が起こりやすく、より細やかなケアが必須です。

生活習慣やストレスなどで体調・体質も激変するこの年代は、そのときどきのカラダの状態に合ったシャンプーを選べば、よりよい髪がつくれますよ! 

こちらも参考にどうぞ

効果的なシャンプーの方法

シャンプーの方法についてはこちらにまとめましたのでぜひご覧ください。

薄毛と抜け毛に悩める女性に!シャンプー方法8つのポイント

髪と地肌にやさしい乾かし方

髪の乾かし方についてはこちらにまとめましたのでぜひご覧ください。

ドライヤーで髪を劣化させずに頭皮の健康をキープする

頭皮と髪にいい生活習慣

抜け毛や薄毛は、シャンプーだけが関係しているわけではありません。
習慣によって起こる抜け毛や薄毛の原因を減らすためのチェックはこちらをご覧ください。

女性の薄毛と抜け毛の原因を減らす!15項目の習慣チェック

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