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Q 自分に合うシャンプーかどうかはどう判断?
自分に合うシャンプーか、どうやって判断すればいいの? 頻繁に変えるのはよくありませんか?
A 大切なことは、まず自身の頭皮の状態を把握すること
シャンプーにはさまざまな種類があり、洗浄力や成分も多様です。
頻繁に変えることがよくないイメージで質問されているのかもしれませんが、同じものを使いつづけても、変えても、問題ありません。
大切なポイントは、頭皮の状態に合ったシャンプーを使うこと。
ご自身の頭皮の状態を観察しながら、皮脂が多い場合はすこし洗浄力のあるものを、乾燥しやすい季節は洗浄力の弱い低刺激なものを。
浮気はしないという方もいますが、シャンプーに限っては悪いことではないと思います。夏と冬とで、浮気が嫌だから衣替えしないという人がいるでしょうか?
何種類か使用しながら比較してみると、洗髪後の感じからそれぞれの洗浄力や特徴はある程度わかるはずです。あとは自分の頭皮の状態をよく観察しながら、使い分けていくといいですね。使用後に、かゆみ、生え際の紅斑、つっぱっていないか、においはどうかなどをみてみてください。
同じものを使う場合も、頭皮の状態によって量を調整したり洗い方を工夫することで、できるだけ頭皮をいい状態(皮脂をとりすぎず、髪がぱさついたりべとつきすぎない適度なバランス)を保つことが可能です。
髪の泡立ちでシャンプーの量を調整しているという方は
髪の洗い具合を泡立ち方で測っている方は多いようです。一度ではすっきりしないので二度洗いを習慣にしている方も。その場合の注意点としては、シャンプー時の泡立ち方や髪通りのよさを基準にしないことです。
洗髪というと、どうしても髪中心にその結果や効果を考えてしまいます。でも、美しい髪を作るのはあくまでも頭皮。
洗いすぎが習慣となって、髪や地肌に乾燥をもたらしていないか、頭皮の状態を基準にチェックしてみてください。
洗い残しのリスク
シャンプーを多く使うほど洗い残しのリスクも高くなります。
シャンプーの主成分で(水以外に)多いものは、洗浄成分である界面活性剤です。それが高級アルコール系かアミノ酸系かにかかわらず、頭皮に残るとかゆみや炎症などの原因になります。
毎日か二日に一度シャンプーしているなら、皮脂を洗い残すよりも、シャンプーのすすぎ残しの方が頭皮にはダメージが大きいかもしれません。
ぬるま湯でよく洗い流すことを心がけましょう。